
脱炭素のトップへ、
次の加速を。
トヨタ自動車を応援しよう!
トヨタ1社で日本の半分以上に匹敵
日本を代表する企業の一つであるトヨタ自動車の温室効果ガス総排出量(2023年度)は二酸化炭素換算で5億9,389万トン(*2)でした。これは、日本の年間排出量の半分以上にもなる規模です。
1997年にトヨタはハイブリッド車を世界で初めて量産し、1台あたりの排出量を減らしてきました。その企業努力は素晴らしい功績です。しかし、同社が「環境に優しい」としているハイブリッド車の販売台数はここ数年増加し、トヨタ自動車が年間で排出する温室効果ガスの総量は増加傾向にあるのが現実です。
※1,2 トヨタ自動車が発表したスコープ1・2・3の総量。国際的な排出量の算定基準「GHGプロトコル」に基づく数値であり、自社の工場などからの排出だけでなく部品の調達といったサプライチェーン上の排出から、世界で販売された車の使用・廃棄までの排出も含まれる。
走り続けたいから、いま減らそう
年間約1000万台を生産するトヨタの選択は、そのサプライチェーンや業界全体への波及効果から、地球全体の未来を左右する規模のインパクトを持っています。私たちは、トヨタが増やし続けている総排出量を、パリ協定の1.5度目標と整合するよう削減する具体的な目標の設定を求めています。
トヨタは「2050年にカーボンニュートラル達成」(炭素の排出量と吸収量が差し引きゼロ)という目標を宣言(*3)しています。しかし、その目標とは裏腹にトヨタ全体の総排出量は増加しており、これを減らすという約束はしていません。
世界の平均気温上昇を1.5℃に抑えるというパリ協定と整合するためには、いかに早い時期に、確実に温室効果ガスの排出を減らすかが重要です。私たちは、「2050年カーボンニュートラル」を達成するための道筋として、総排出量をいつまでにどれくらい削減するか具体的な目標の設定を求めます。
とても困難な挑戦ですが、先見性と高い技術力を持つトヨタさんだったら、その困難に挑んで下さるのではないかーー。応援の声を集め、トヨタさんが脱炭素のトップへ、次の加速をする後押しをしたいと署名を立ち上げました。
トヨタ自動車
豊田章男 会長、佐藤恒治 社長
トヨタさん、温室効果ガスの総排出量を減らしてください
トヨタ自動車が世界で1年間に排出する温室効果ガス(*1)は、日本の年間排出量の半分以上の規模に匹敵します(2023年)。トヨタさん、パリ協定の1.5℃目標に整合するよう、温室効果ガスの総排出量の削減目標を発表してください。日本が世界に誇る企業であるトヨタさんが、脱炭素分野においてもトップへ加速することを応援しています。